2024年3月28日

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2024年3月28日 (ハイパー神商)

 

前回、状況偏差の観点から、

「B‐embedの計算時間のバラツキ」

について論じておきました。

これは、

「電流の精緻化に限界がある」

からですが。

究極には、電子の量子的性質に起因することが推論できたとして。

今回は、マクロとミクロの境界領域を状況偏差の観点から取り上げます。

 

何故、分子レベルのフラーレンでも二重スリット実験で干渉縞模様が発現するのか?

そもそも、二重スリット実験における干渉縞模様とは

「量子の波動性」

を証明するもののはず。

しかし、フラーレンは量子ではなく分子ですよ。

 

この時点で誰も違和感を抱かなかったのがエタシュビッツ脳の証拠。

猿脳の既存刷り込みを上書きすることの難しさです。

干渉縞模様を説明する確率的な量子定式化の視点から。

自然に起きる懐疑が

「シュレディンガー方程式はフラーレンにも適用できるのか?」・・・(シ)

 

波動方程式とは

「量子の特質を定式化した」

もののはずでしょう。

フラーレンは量子ではありません。

何故、フラーレンにも波動方程式が適用可能と思えるのか?

それとも、適用可能ではないのか?

YesかNoか?

 

こう突っ込むと、

「波動方程式はフラーレンには適用不可」

と言い出す猿も多いのでは。

ならば、フラーレンに対する二重スリット実験結果は何を示すのか?

ここまで来ると、逆に

「干渉縞模様は波動性の証拠ではないのでは?」

という根本懐疑が生じます。

 

実は、この懐疑に対する状況証拠もあるのですよ。

それが、スクリーン計測結果としての

「点別収縮」

です。

以前は、装置の計測精度が鈍い所為で。

光子一個なんて発射できなかったわけですが。

近年は、光子一個なんて平気で発射しています。

 

それが、発射後、一旦、波動に変わり。

最後に、点に収縮する。

しかし、点別収縮メカニズムは未知。

なにが、

「ディラックのδ関数」

だよ。

こんな勝手な理論化が罷り通るのが旧量子論。

それじゃ話にならないのよ。

 

そもそも、量子レベルで

「光子一個」

と言えるのならば、波動じゃないでしょう。

マトメてマクロで見れば、

「波動を類推させる模様発生。」

というだけ。

 

そこから

「波動性が本質だ」

という結論に至る推論ジャンプが猿脳の証拠。

そうじゃなく、

「干渉縞模様は波動性以外の性質でも生起するのでは?」

こう考えるべきなの。

 

波動性以外の性質とは何か?

それが量子性です。

これには粒子性が絡むことも判っているわけで。

粒子性の観点から干渉縞模様を追求してみることで。

「干渉縞から二本縞への変化」

についての新しい知見が得られる可能性があります。

 

これを、

「観測」

とか言って誤魔化しているのが旧量子論の正体です。

というわけで、新量子論では、粒子性の観点から量子性を追求して。

最後に波動性と昇華させる戦略を採用するわけですが。

その際、ベースになる基本思想があります。

 

それが状況偏差です。

これは、どういう意味か?

量子性把握の1手段としての二重スリット実験があり。

その特徴として、

「干渉縞模様 vs 二本縞模様」

があったのですが。

 

量子の特徴把握の手段は二重スリット実験だけではないのですよ。

他に、どういう実験が有り得るのか?

猿脳は気付かなかったらしいけど。

それこそが

「B‐embed計測」

なのです。

 

この実験結果による

「計測時間のバラツキ」

これも、電子の量子的特性の一つです。

今まで、誰も、この方面の実験を真摯に行って来なかったらしいけど。

二重スリット実験に匹敵するというか。

それ以上に大事な実験なんですよ。

 

どう大事なのか?

実験自体は簡単です。

しかし、そこから来る基本思想が革命的なの。

単に粒子性からのアプローチという姿勢を超えて。

「状況偏差」

という基本思想にまで到達できる実験なのですよ。

 

状況偏差が、どのくらい斬新なのか?

単に革命的とか、科学的発見における

「パラダイムチェンジ」

とかいうレベルではなく。

「ハイパーチェンジ」

とでも名付けるべき、大変革の始まりになるのです。

そういう役割なんです、状況偏差とは。

 

というわけで、次回、

「状況偏差の何が史上初なのか?」

について行間説明を続けます。

古典物理から相対性理論や量子論に移るレベルの話ではないことが分かるはず。

これで346町目。

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