2023年9月28日

更新日:

2023年9月28日 (ハイパー神商)

 

前回の議論により、

「思考実験により、実際の実験の方向性が決まる。」

ことが納得できたはず。

つまり、科学において思考実験は非常に大事な作業です。

しかるに、なにせ、頭の中の所産ですから、そこには、

「論理の飛躍」

なんていう罠も潜んでいる可能性があります。

それゆえ、科学でも論理の習熟が大事になるのです。

 

例えば、前回、提示した相克を題材にして言えば。

論理の飛躍の具体例として次のような論点があります。

「1個発射 vs 極超多数(レーザー)発射」・・・(1vs多)

では、本質が違ってくる可能性があるのでは?

つまり、レーザーからの推論が1個発射で効かない可能性です。

どう思うかな?

 

旧量子論陣営の猿なら、この(1vs多)の世界観に飛びつくカモ。

それが、浅はかな猿知恵とも知らずに。

歴史を知らない馬化が増えた証拠だ。

そもそも、初期の頃の二重スリット実験では。

光子でも電子でも。

「同時多発発射」

の場合、

「飛行途中で、粒子が相互干渉する可能性がある。」

というのが論点でした。

これは粒子陣営からのクレームだということ。

 

だからこそ、この作用を無くすため、1個発射に拘るようになったのです。

それでも、干渉縞が発現するから。

波動陣営が優勢になり、それと共に、観測問題が生起し。

今のような二重スリット実験の摩訶不思議さが強調され出したのです。

ああそれなのに、それなのに。

(1vs多)で本質が違うと言って逃げちゃ、観測問題の意味がない。

真正面から対峙すべき最重要課題ですよ。

ここから、更に論理の飛躍を垣間見ることができるという筋書き。

 

レーザーという実物実験で考えて。

発射を絞って、スクリーン上の1点に凝縮させれば。

途中に二重スリットの遮蔽板を置いた場合。

光子は遮蔽板を通過できなくなるはず。

(神の思考実験ですよ。

悪魔は、実験やってないカモ。

私の著作権です。)

こういう発射装置を

「1点(凝縮)物」

と呼ぶことにします。

 

で、問題はですよ。

このまま、多(数発射)世界から1個(づつ発射)世界に移行できるかどうかです。

発射装置に細工して、1個世界に(徐々に)移行していくのでしょうが。

移行した最終形態装置は1点物と言えるのかどうか?

全然、別のモンスターになってしまったのでは?

どう思うよ、浜松。

 

フィルター噛まして、徐々に、エネルギーを下げて。

光子1個分のエネルギーにして発射とか言ってたらしいけど。

自分達は何をして、何を論文発表したのか、分かっているのかな?

つまり、

「1個世界」

の意味論です。

 

発射エネルギーは光子一個分だけど。

発射装置は、1点物ではない何か。

こうなると、歴史の亡霊が、再度、蘇る可能性があるでしょう。

1点物じゃなくなったのだから余計に話がややこしくなる。

というか、キチンと区別すべきだと認識でき始めるの。

 

そう、論理でいう、独立の概念です。

それを区別せず、同一理論内の話だと錯覚するレベルの脳なんです、物理猿とは。

この新見地の下、思考実験から、現実の実験に入ると。

 

そもそも、レーザー装置の発射口径が大きい場合。

スクリーン計測地点で、1点ではなく、そこそこのサイズの円になることはあるわけです。

実際、通常の実験レベルのレーザー光見てたら、そうなっている。

だったら、光子1個づつ発射しても、その程度のバラツキが出るのは自然。

これが自然な演繹です。

 

ここから、飛躍しておくと。

この方向で、発射口径を究極まで大きくすると。

この段階で、ランダム模様になるのでは?

多分、誰も、実験やってないでしょうな。

というか、実験失敗として排除するケースカモ。

この方面の課題は、さておき。

元の文脈に戻ると。

 

ここで大事なのは、ひょっとして、

「従来の2重スリット実験とは、こういう薄らボンヤリした発射口径の装置を使ってきたのでは?」

という疑惑です。

これには一理あってですね。

2重スリット実験は、100年近くの昔からやってきたわけで。

当時の装置の精度なら、スクリーン上で1点(並み)に絞るような器用な真似はできなかったはず。

 

こういうケースでは。

2重スリット実験で、途中、2つのスリットに分かれて光子が通過していくことは自然ですが。

発射装置の口径絞った場合。

それで1個づつ発射可能だとしたら。

模様が発生しない可能性大。

 

というわけで、原点に回帰して

「1個(分)発射とは何か?

何であるべきか?」

格真利益は

「1点物のままの発射装置で、1個発射は出来ないのか?」

この課題は、単なる思考実験で終わるものではありません。

 

結果の発射装置が1点物かどうかは、再現性のある実験で確認できますよ。

どうすればOK宇宙かって?

二重スリット実験で発射して、スクリーンに模様が出来なければ装置の完成です。

今まで、散々、観測問題と騒いできて。

模様無しが光子の本質に関わる課題だと、誰も思ってないらしい。

こういう指摘ができるのが神。

 

誰も、この方向には挑戦してないのかな?

やってみ。

浜松には無理か。

いつものように、この方面の実験やれば、私が筆頭著者で。

私に連絡して許可を得て、ロイヤリティを払うこと。

当社は、こういう

「思考実験会社」

でもあり、コンサルタント会社でもある。

 

21世紀からは、

「実際の実験 vs 思考実験」

どちらが重要だと思うかな?

AIに笑われないように、気をつけなさい、猿よ。

これで418町目。

Copyright© 株式会社人生.サイト , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.