Statement 16
今回は、環境転送システムの価値、重要性について。
そもそも、1998年当時流行した、
「パソコンの将来像に対する基本思想」
と環境転送は、システムとしての基本思想が違います。
ソフト業界が環境転送機能を採用した効果を比喩で言えば、インテルのクロック数偏重思想の放棄に相当します。
つまり、環境転送の御蔭でパソコンOSの未来が正しく拓けたの。
環境転送とは、それほどの効力のあるシステム特許だったということ。
それを、以前の新着情報で論じたのが、これ。
(少し改訂しておきました。)
現在、OS開発法の主流になっているからと言って、それが1998年にも、当たり前のアイデアだったと思うのが脳タリンの証拠。
当時、MSは、.NET構想を打ち上げて、OSをネット経由で更新しようと画策していたというのが真相。
それが、あの時点の情報社会の主流将来像。
このシステムが流行らなかったのは、その支配化思想がユーザから嫌われたから。
技術的には、
「アップグレードできないOSへの変更」
を考えてないチャチな基本思想だったから。
「.NETで、環境転送と同じ汎用効果を発揮させることも可能なのでは?」
という結果論は通用しないのよ。
その証拠?
最初の環境転送機能の実現例であるXPのFSTWのバグ(転送失敗)の群れ。
これを、ネット側で勝手に実施していたら、間違いなく、リコール対象です。
というか、ユーザのクレームでMSは潰れていたカモ。
自動車のクレームどころじゃない、社会システム問題。
環境転送がユーザ側だったから、新規サービス機能ということで、何とか不平不満を誤魔化せただけ。
この所為で、環境転送は役に立たないという印象が生まれた可能性大。
だから駄目なのよ、MSは。
人類の邪魔会社。
私と組んで開発しておけば、こんな悲惨なことにはなってないのに。
その無様さすら認識できてないの、未だに。
アップグレードはWindows販売の死活問題だと判っているから、稀な状況でしかバグは発生しません。
それくらい、両者の技術難度は違うのよ。
そこを皮肉り、抉るために、環境転送とアップグレードとの比較問題を、散々、論じてきたわけ。
MS側は、その伏線すら把握できてない未熟さ。
これじゃ、話が通じません。
私が環境転送特許を出さないと、人類は、.NET方向に来ていた可能性があります。
その結果、個人情報はMSの支配下に。
その後、人類は失敗に気付いて、個人ベースの環境転送系に直すと思いますか?
愚かな人類は、100年くらい、その奴隷思想のまま暮らすのでは?
それが証拠に、現在、業界は3Dを流行らそうとしています。
これ、誰かが待ったを掛けないと、そのまま標準になりそう。
マ、待ったの理由が正当なものであるかどうかが勝負ですが。
環境転送は、それほどのシステム特許だと主張できる内容なのですよ。
業界で有名な“インテルの10GHzへ至る工程表”を思い出して御覧なさい。
取り巻きの幇間ベンチマークは、全て、クロック数で速度向上を囃し立てていました。
しかし、私のブーリアンテストだけが真理を告げた。
そして、現実には、私のブーリアンテストの一撃で、インテルは目が覚め、別の道を選んだのです。
だから、現在、10GHzのCPUは出現してないの。
意味無いから。
同様のことが、環境転送機能にも当てはまります。
注意しておきますが、ブーリアンテストは、特許化せず、著作権で保護しています。
アルゴリズム特許という手もありますが、ビジネス戦略の観点から、著作権にしました。
一方、環境転送はシステムなので、著作権ではなく、特許権で保護しているの。
それに相応しい内容だからです。
比喩で、インテルのアーキテクチャ改変を挙げましたが、これなら10年で気付く内容だと思うカモ。
だから甘いのよ。
その証拠を、今回、提示します。
私に指摘された後で、当たり前だと感じるのは、内容が当たり前だからではなく、私が偉大な証明なの。
以下は、情報場、つまり、転送カバー範囲に関する話題です。
ネットの接続機能が自動化された現在の環境転送では、ネット関連としては、favoriteデータベースを転送しています。
一方、メール関連では、設定情報が面倒だと指摘しておきました。
これの転送は、今の環境転送でもできています。
しかし、それだけだと思うのが甘い。
メール系で、ネットのお気に入りに相当する、大事でヤヤコシイ個人設定情報データベースがありますよ。
それが、出会い系等の迷惑メールを処理する個人フィルター設定。
これを、新規パソコンを買う度に、再設定するのは非常に手間が掛かります。
というか、不愉快になりますね、馬鹿メール攻撃に晒されるので。
なにぜ、迷惑メール数は膨大ですから。
もちろん、新手の迷惑メールは次々と登場するのですが、せめて、今まで仕分けした分くらいは、自動で引き継ぎたいの。
しかるに、今までのWindowsでは、この情報は転送していません。
これはXPだけじゃなく、10年経った7でも、そう。
しかし、ここに書いたから、次のWindows8くらいから、情報場に追加されるでしょう。
こういう実力が神。
そして、これこそが、MSが環境転送特許を侵害した状況証拠になります。
特許申請当時には、この迷惑メールのことは、転送候補に挙げていませんでした。
だから、MSは実現してないの。
MSとは、その程度の企業だということ。
その証拠を掴んだのです、私が。
ということは、これが、業界の知的水準。
ゆえに、今更、私の特許に文句付けるのが間違い。
つまり、特許無効化できない状況証拠にもなります。
特許の開示段階で、フィルター情報までカバーすることを書いていたら、間違いなく転送候補に採用していたはず。
それくらいの重要度ですからね。
ところが、当時、こういう事態を見越して、私は、業と、フィルターには言及しておかなかった。
すると、結果は、かくの如し。
他にも、大事な候補はあるカモ。
というか、情報場の範囲は時代と共に変わります。
大事なのは、かみまでも、そのコンセプト。
さて、どうするMS。
この貴重情報を無視できるかい。
ユーザは見てますよ。