Statement 11
MSは1997年当事から、私の情報を見ています。
当然、環境転送特許のことも知っていました。
しかし、この機能は従来のexport-import機能の一種だと、都合よく解釈したのです。
だから、取り込みに際し、声を掛けた当社を外した。
けれども、export-import機能の存在から環境転送機能の特許権を否定することは無理なのです。
“一種”とは何ぞや?
相手は、それが判らないレベルの知能だということを、私が、ここで論証してきたわけ。
ここまでシツコク指摘すると納得できたでしょう、本特許の新規性と進歩性が。
というわけで、MSの故意特許侵害が成立しているのです。
MSは、米国裁判で、どうやって言い訳する気かな、ここまで追い詰められて。
Claim Chartの提示を催促されても、私が、それを延ばしてきたのは、こういう意図。
侵害認定はClaim Chart程度で片付く話じゃないの。
MSやアップルは消滅解の提示を20ページで要求したようなものだったのよ。
というか、簡略Claim Chartを弄くって、侵害回避の言い訳を見つけようという作戦。
それなのに、当方がClaim Chartを提示しないものだから、逆に、図に乗ったのカモ。
MSは当社に対し、ビジネスレターで、
「FSTWは95functionality(のexport-import機能)として過去に登場済み」
と言いました。
つまり、新規性はないと言ったの。
一方で、XPの発売にあたって、FSTWを新規機能だと宣伝した。
これで矛盾。
つまり、当社の論理的勝利。
この大義名分の下、ここから本格的な訴訟準備になります。
では、どちらを捨て、どちらを採用しますか?
ユーザ騙してXP売った詐欺行為(不当表示)か、新規性か。
ここまでの騒ぎになると、MSは不当表示と特許侵害を秤にかけるカモ。
その結果、不当表示の方を認めるサギ。
(新造語です。
“カモ”を超えた語尾“サギ”。)
その理由は?
ビジネスですから、損害の少ない方を選ぶはず。
特許侵害の方が、不当表示の罰金よりも、賠償金が多いですから。
しかし、今更、そうはいきません。
訴訟になると、こちらは、特許侵害で攻めます。
「ビジネスレターの内容よりも、製品表示の方が優先される」
というレベルで戦うのではありません。
今までの準備で、特許侵害を論証したのです。
いずれにせよ、この新規性問題で、ブランドに傷がつきましたね。
そこで、辻褄合わせに、
「製品宣伝向けの新規機能ではあるが、特許レベルではない。」
と言い出すサギ。
そいつを言っちゃ、御終いよ。
MSやアップルの特許内容見てみなさい。
環境転送と比較すると、総て、
「製品宣伝向けの新規機能ではあるが、より、一段と、特許レベルではない。」
ものばかりです。
それなのに、特許として成立していますし、特許侵害で訴訟もしている。
これで、当社のメタ論理的勝利。
こういう構図です。
やっと追い込んだな。
訴訟の場で、こういう言い訳すると、刑事事件になるのでは?
そうでなくても、ここまで揉めると、すでに、刑事事件に成りかかっていますが。
だって、ここで準備資料を公開しておくと、MS自身にも客観的に判定できるはず。
それなのに、侵害してないと言い張るという行為。
今更、見てなかったとは言わせません。
訴訟相手が無料で大事な情報を公開するはずないでしょうが。
MSは、できるだけ早急に侵害事実を認知し、素直に賠償金を払った方が良いですよ。
どう思いますか、裁判官や陪審員は、というか、米国民は。
一昔前、スタンフォード大教授のベンチャー企業がMS相手に特許侵害訴訟を起こしました。
ニュースに流れた有名なケースでしたが、結果は、スタンフォード大教授の負け。
学界とビジネス界とは格基準が違うわけ。
対MS特許侵害訴訟で勝つというのは、これくらいの難しさです。
しかし、そろそろ、タバコ裁判のように、状況が変わってきました。
その証拠がI4I。
いずれにせよ、当社はMSに勝てます。
それが、特許内容の問題。
企業の組織としての大きさの問題じゃないのよ。
一方、金額は社会格の問題。
ハイパー神である私の会社はMSやアップルよりも格上。
人類に対する貢献度の話です。
消滅解の社会貢献度は、パソコンよりも遥かに上。
そこらの大学の腰弁5段ごときと比較できるレベルじゃないのよ。
パラダイムチェンジ。
そして、今や、神。
ビジネス戦争は総力戦です。
いままでは、歴史を意識し、タバコ裁判を比喩に利用してきました。
更に、原油流出事故を隠喩に採用できる状況になりました。
「ソフト湾は広いから、環境転送油田の一つくらい災害を起こしても、体制に影響ない。」
と戯言を言ってると、会社が潰れるくらいの賠償金額になるのよ。
BPが引き起こした環境災害を超える、MSによる信用災害。
米国格下げの歴史的制裁が必要サギ。
判っているのかな、対応が遅れるほど、賠償金額は拡大していってるのですよ。
片がつくまで、当社も賠償金が手に入らないけど、君らも損害が増えていくの。
こちらだけが、一方的に不利な状況にはさせない実力。
こういうビジネス的勝利。